2ch浮気速報

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彼女は女子に嫌われてるというか敬遠されてるようだった。当時の俺は「ブスの嫉妬乙」としか思っていなかった。

 

390: 恋人は名無しさん: 2011/06/25 (土) 18:55:52.89 ID:6n5c2mrH0

外ヅラのいい彼女から逃げ切った例をば。

カノ子とは大学で知り合った。
カノ子はむさくるしい理系に咲いた一輪の花のような趣で
ロング黒髪色白ノーメイクという俺たちクソ道程の理想を
具現化したような女性だった。

同じ学部でとってる授業も同じのが多くサークルも同じだった俺は
じりじりと仲良くなることに成功し、1年の終わりごろカノ子と
付き合うことができるようになった。

ちなみにカノ子以外にも女子はちらほらいたんだが、たいていの
女子にカノ子は嫌われてるというか敬遠されてるようだった。

理由は
「すぐ泣く」
「天然すぎてついていけない」
「なんかウザイ」

という漠然としたものが多く、当時の俺は「ブスの嫉妬乙」としか思っていなかった。

 

391: 恋人は名無しさん: 2011/06/25 (土) 18:57:20.43 ID:6n5c2mrH0

確かにカノ子は天然といえば天然だった。
たとえばデート中、蟻の列を見つけると「巣に運んでるのかなー、
ガンバレッ、ガンバレッ、ファーイト!」と立ち止まってエールを送りだす。

蟻の先頭が無事巣にたどりつくと「えらいぞ。蟻さんってえらい…
私もがんばらなくっちゃって思わされた」と涙ぐむ。
俺としてはそういうノリがちょっと恥ずかしくなるときもあったんだが
繊細で心のきれいないい子なんだなぁーと思っていた。

つきあって3,4カ月くらいして彼女が「アパートを追い出された、
行くことがない」と言って泣きながら俺んちにやってきた。
ノラ猫に餌をやってたら近所から大家に苦情が来て「今度やったら
退去してもらう」と勧告受けてたのに
隠れてこっそり餌やってたのがばれて退去になったらしい。

その日から俺とカノ子の同棲生活がはじまった。
カノ子は料理がうまくきれい好きで、俺の生活はみちがえるように
改善ししばらくは幸福絶好調だった。
初セ○クスもした。

394: 恋人は名無しさん: 2011/06/25 (土) 19:03:06.50 ID:6n5c2mrH0

しばらくして、カノ子が俺んちにやたら近所の子供を引き入れる
ようになった。
近所じゃ有名なしつけのなってないお子様で、母親はたぶんお水。
父親はいないらしい。

家に入れたが最後、冷蔵庫も引き出しも勝手にあける、TVの
リモコン抱え込んで独占して離さない、トイレを貸したら必ず汚す。
家具の上から「グワー!」と叫びながら飛び降りてきて床に傷を
つける、俺のPCを揺さぶってから投げるなど、もう破壊の王と
いった感じ。

俺は「連れてくるな!」と言うが彼女は「お母さんが寝てる間、
外にしめだされて可哀想」と泣く。
俺が「俺だってバイトや学校で疲れてるし家ではくつろいで寝たい。
俺は可哀想じゃないのか」と言うともっと泣く。
実際カノ子の生活費が増えたことで、バイトしても金にも時間
にも余裕がなくてカツカツだった。

ガキと顔を合わせるのがいやで、俺はそのうち家に帰らなくなった。
バイト先の休憩室や部室で寝るようになり、たまに戻るとどこの
誰とも知らんガキがさらに増えてたり、携帯に大家から苦情の電話が
入ってたりして(ここでもカノ子はノラ猫の餌付けをやってたらしい。
あと騒音の苦情)足は遠のく一方だった。

カノ子には何度も何度も「知らない子供を家に入れるな、猫に餌を
やらないでくれ」と言ったがカノ子は「冷たい」と言ってメソメソ
泣くばかり。

根負けして出て行くのはいつも俺で、でも家賃や生活費を稼いでる
にも俺で(仕送りもあったが)だんだん「何やってんだろ俺……」
という気分になりつつあった。

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396: 恋人は名無しさん: 2011/06/25 (土) 19:05:16.37 ID:6n5c2mrH0

カノ子はほかの部員に「俺が家に帰ってこない、浮気でもしてるん
じゃないだろうか」と相談したようだった。
男の部員は当然みんなカノ子の味方。
「あんないい子と付き合えてなにが不満なんだ」「帰ってやれ」
「毎日泣いてるぞ、ひどいやつだな」と輪になって責められた。

女の部員も多少いたが、彼女らはカノ子にはわれ関せずだから、俺の
ことも当然関せず。遠巻きにしらっと見てるだけ。
あとなぜか俺は浪費家ということになっていて、カノ子がいくら
やくりくりしても生活費が足らないので泣いているということだった。
いや金は俺じゃなくて、菓子やジュースを貪りまくる食べざかりの
クソガキと、何十匹ものノラ猫に費やされてるんだが…。

しかし一種のシ先脳状態にあったらしい当時の俺はおとなしくアパートに
帰った。
もはやジャングルと化した部屋のあり様にしばし耐えたが、泣く彼女を
置いてまた逃げ出し、寝場所を転々と探しながらバイト代をせっせと
口座に入金していた。

俺の口座には親の仕送りとバイト代が毎月振り込まれており、カードは
彼女に渡していたからカノ子が使いたい放題だった。
でもその当時の俺は何がおかしいとも思っていなかった。
何か言うとカノ子は泣くし、泣かれると罪悪感で何も言えなくなった。

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